SSHCホームページはいろんな情報提供しております。上の写真は早池峰のしらね人参

仙台近郊で里山探索・まち歩きを一緒に行う仲間を募集中!

美味しそう
美味しそう

一年を通して仙台を中心に里山探索や近くの町をぶらりと歩く旅や旧街道を歩いたり、

源流を探訪しながら近郊でもあまり立ち寄る事の少ない所へ行きます。

近場で意外な発見があるかもしれません!

新しい仲間がまっています!さぁ出かけよう!

 

仙台里山ハイキングクラブ(SSHC)会長 栗田康弘

 

 

行事予定はトップページ内の赤字で記録した終了行事のあとにこれから実施予定の企画が掲載されております。後ろまで閲覧願います! 

※入会希望者は年会費2000円を承ります。行事会計は別会計で、1000円から3000円以内となるよう目標設定しています。

2024年度10月以降

 

10/19(土)~10/23(水)五島列島は暴風警報発令により、公共交通機関が欠航となり、

代案での旅行となりました。またの機会にチャレンジとなるでしょう!

 

 

 11月の結果報告

11/2-3土日・越後竹所集落散策と笹川流:参加者 三浦と・青木・酒井・千葉・三浦ひ・及川・坂田・栗田

雨模様が旅の気分を左右する。出発時点で初日(11/2)は雨・翌日(11/3)は晴れの予報だ。計画した日程は初日竹所集落・翌日他であったが、これを逆パターンで実施する事にした。仙台から最初に目指したのは月山峠越えの紅葉観賞だ。参加者にはその真意を伝えずのドライブ。いよいよ月山峠へ向かう坂道にさしかかるとエンジン音はうなりをあげる。はじめのうち、ガスで真っ白の中景色観賞は皆無だ。峠へ向かう街道の天気に運転手栗田は大ショックだったが(こんなはずではなかった)真意を伝えずに進むドライブは淡々と標高をあげた。突然山の神様の瞳が片目を開けた。ガスが次第に途切れ途切れではあるが薄くなる。そして月山ハイウェーは鮮やかな黄色・赤・緑が完璧にマッチングした幻想的な紅葉が姿を現したのだ。まさに天上の白夢のお伽話の世界へ迷い込んだような空間移動の物語と言えそうだ。時間にすれば一時だったがよい旅のスタートがきれた。

峠を越え鶴岡市内を抜けると次はくらげドームで名高い加茂水族館が目的だ。早い到着時間(10時頃)だったが、既に駐車場は満杯。一通り見学し水族館を後にする。初日の昼食は手弁当なので、昼の場所を心配する必要はない。満員の夢見の一行は日本海を南下。次の休憩地は温海温泉入口に近い温海道の駅だ。小雨が続く日本海、ひっきりなしに寄せては返す荒波を見ていると、内陸に生きる我々には何か分からないが衝撃音のようにも感じる恐ろさを覚える時がある。それは自分だけだろうか。道の駅をさらに南下していくとやがて奇岩が織りなす雨の笹川流れ観賞ドライブが始まる。日本海特有の赤い岩の絶壁とこっそりとした砂浜が交互に演出される。笹川流れ道の駅では車を降り、一駅区間であるが電車からの笹川流れを観賞。皆の目と心にはどんな絵心が刻み込まれたことだろう。JRの旅を終えると再び笹川流れ道の駅内に戻る。道の駅の喫茶でコーヒーを註文したり手弁当を食べたり等でなんとなく昼食を済ませ時間を繋いでいく。そして初日残された旅は新潟市内までの100kmとなる。雨は依然と降りしきり車から出れる状況にはない。しかしただのドライブでは終わらせたくなかった。そこで初日最後の観光地として村上市内に照準を当て車窓見学で楽しもうと思いつく。国道7号バイパスを経て村上市街地へ入る。目指したのは村上城址であったが、そこへ向かう途中で江戸の商店街風街並みを目にする。車の速度は時速20km以下で走行。期待しなかった光景にワクワクだ。城址を目指していたのでとりあえず一旦通過した。城址では雨がさらに強くなり入口だけの訪問となったので、再度江戸風商店街へ逆戻りし車窓見学を楽しむ。事の他満足。車内の会話から来年はここをハイキングしよういう意見があり共感をえた次第。こうして雨の旅は17:00新潟市内古町の東横インへ到着した。初日の夕食は外食予定であったが行先は不明である。まずは宿を出て街へ繰り出す。いろいろ候補を探しながら決まったのは値段控えめな寿司屋だった。結果的いい寿司が食べれたので大満足し東横インへ戻る。

二日目は今回のメインテーマ古民家再生集落新潟県十日町市竹所集落の散策。予報通り天気は晴れ旅の計画を突如変えた甲斐があった。竹所集落は新潟市内からは120km南に位置する。新潟県の南端で富山や長野はすぐのところでJRほくほく線松代(マツシロ)駅を中心に栄える田舎のいい街だ。新潟市内発で北陸自動車道と一般道で2時間程度を要す。高速道を降りると山間を右に左に道を変えながら進む。米所の新潟、田んぼと川の風景は消えない。何度も小峠を越え、何度も小さな集落を抜けていく。十日町市松代駅を左に確認するとそこから右手山合へ向かい坂道をあがりギュウギュウした民家を抜けるといきなり商店街の通りへ出る。お目当ての古民家再生プロジェクトの仕掛け人ドイツ人カールベンクス氏が経営するカッフェ渋いが目に入る。カールベンクス氏設計で改修された古民家カッフェ渋いの構造は日本人にはありえないような斬新なアイディアでリニューアルされた構造と仕上がりとなっており、一際威光を放つ。これ以上の感想は避けたい。的を外れたことを言いそうだ。開店は11:00~でまだ一時間あったので、今回の旅の提案者坂田氏の最大の目的地でカールさんが住んでいる竹所集落へ足を延ばす事にした。松代駅から15分程さらに山奥へ入って行く。竹所集落は日本の古民家の再生集落なのだが、日本らしさは景色だけで、建物はメルヘンチックで色彩感覚が豊だ。そしてこれ以上のコメントは失礼にあたりそうなのでさけたい。的を得ない表現しかできそうにないので!。山合に点在する再生古民家をぐるりと徒歩でまわりながら携帯での写真撮影も忙しい。旅の印象度は確実にアップだ。皆が携帯を駆使し静止画・動画を撮影している表情は緩んだ紐はほどけそうなほどにリラックスしていて、緊張がほぐれたすてきな表情であったかもしれない。再生された古民家を全部見る。車では再生集落につながっている隣の集落まで見て歩く。竹所集落の周りに隣接する他の集落とその違いを確認すると、竹所の再生集落の印象が一層強く心の映像に描写されていく。言葉では表現できないのだが、竹所再生集落がメディアを騒がせている理由が納得できたようにも思う。何か再生古民家の存在感を確認できたような、できないような、不思議な理解を得ながら旅の満足度は確実に上がった気がした。再びカールベンクス氏経営のカッフェ渋いへ戻ってみた。11:15頃だった、店はすでに満席でウェーティングは1時間だという。店員さんの話では今年一番の賑わいらしい。我々は今日帰る身だ。入店は諦め店内をちょっとだけ見させてもらい店を後にした。昼食は近くのスーパー又は近くの農協が主催していたお祭り会場で焼きそば等を物色しながら形のない旅を謳歌した。短いような長いような竹所の滞在時間は2時間だった。皆さんに満足頂いた事を確信し帰路へ立つ。帰路では弥彦神社とケ弥彦山-ブルカーを楽しむ為立ち寄ったのだが、異常な混雑で弥彦神社入口で断念。路上でUターンし一高速道を経て小国→南陽市→山形市→川崎町→仙台→栗原市内へ車を飛ばした。栗原始発・竹所集落往復の走行距離1250kmの旅は終った。

下記の予定は真逆に進行した。。

11/2栗原市内6:00→仙台市内7:00→小国峠・荒川胎内IC→(日本海東北・北陸関越)自動車道越後川口IC→松代・カールベンクス古民家カフェ→弥彦山→新潟泊

11/3新潟→道の駅笹川流れ→JRで今川へ→笹川流れハイキング→戻り→加茂水族館→月山越えで仙台・栗原へ

 

11/9(土)鳴子オルレ参加者:三浦と・酒井・遠藤・宗川・馬渡・栗田

 予定していたコースは鳴子温泉駅からなかやま平温泉駅までのコースだったが、夏の大雨による災害でJR陸羽東線は鳴子温泉から新庄までの区間は不通のままだ。そこで栗田考案の奥の細道コースと鳴子オルレルートをミックスさせた内容でハイキングは施工。詳細は以下の通りだ。

鳴子温泉駅を背に商店街を西へ向かう。硫黄の臭いが濃く漂う市街地から坂を下り国道47号経由で尿前の関へ。鳴子オルレとして設定されたルートはただ距離を稼ぐためにあちこち振り回されるように設定されたルートが多い。それを納得できないリーダーは独自の道を考案しながらいい所どりの道で進む変則コースの企画ルートだ。赤と青の札のない道で進むルートはほぼ奥の細道のルートが多い。尿前の関を案内する説明板をしっかり確認すると国道47号に合流すべく石段を辿る。一段一段が高く上りきった所でぜぇぜぇともがくように息する我々、しばらくの休憩だ。汗ばんだ体を冷やすため薄着になって再出発だ。国道47を横断し再びきつい石段をかけあがるとこけし館のある高台の通りへ出る。ここでまたも吐息が荒くなるのだが、時間は気にせず必要に応じ何度も休憩タイムを設ける。こけし館のある高台の通りは人も少なく、あんなにいた観光客はどこへ行ってしまったのか!それほど不思議な程静かなオルレの道だ。30年もこの場所が気に入って写真撮影にきているという初老のカメラマンに会って話を聞いた。今年の紅葉はこれまでの中で最悪だという。それもいい思い出であろう。斎藤茂吉の碑を右手に見てオルレの道は鉄橋を越して行く道にさしかかるが、これを通らずに小深沢の渓流の道へ入っていく。小深沢は岩盤の小川があり、少ない水量のせせらぎがウォーカーを癒してくれる。紅葉の具合は過去と比較してもしょうがない。歩く我々には完璧にいい光景だ。小深沢の谷を越え大深沢へ向かう道はオルレと奥のおそ道合体コースで落ち着くコースだ。落ちた枯れ葉が少しづつ山道を賑わせはじめている。紅葉しはじめた薄くなった薄黄緑色の葉の間から時々差し込む斜陽に里山の秋一番を感じる。オルレの矢印に沿って国道47へ出るとすぐ右が鳴子温泉峡の最大の観光スポットである大深沢にかかる橋から見下ろす鳴子峡の紅葉風景だ。ここにこなかったらお仕置きと宗川氏からのチェックもあり、外せない場所であった。しばし各自写真撮影に夢中となる。休憩も十分な時間を要す。12時を過ぎ昼食場所を相談し小深沢入口でべ弁当を広げることにした。昼食を済ませれば次は鳴子温泉駅での温泉浴が最終目的だ。淡々と国道47号経由で温泉街に戻り滝の湯ですっきりする。栗原チームは車で、仙台チームは鳴子温泉駅発臨時列車湯けむり号で駅を後にした。湯けむり号ではなかなか珍しい車内販売があった。乾杯が合う懐かし昭和の列車の旅を満喫し家路へついた

 

11/10(日)サイカチ沼散策7.5km参加者:遠藤・細矢・浅沼・相原・酒井・畑中・斎藤・栗田

  初予定した天文館までのルートは途中の橋崩落により行程は変更となった。結果的な行程は愛子駅→諏訪神社→月山池周回→愛子駅のコースで行われた。愛子駅を10:30出発。錦が丘団地入口手前から側道に入り諏訪神社へ立ち寄る。伊達政宗公ともゆかりのある由緒ある神社のようだ。本日のハイクにあたり、通過させてもらうのに失礼がないよう、本日の行事報告を兼ねてお参りを済ませる。さらに先の道は狭い舗装道なのだが、車の往来が多く意外にも圏外ナンバーが多かった。刈り終えたばかりの田んぼの道を行くと山手に沿って鬱蒼とした緩やかな坂道を抜けると月山池の畔の道へ出る。月山池は意図的に水が干され湖底が露出する。それでも残っている溜まりの水で釣りをする人が多い。歩け歩け行事一行とすれ違いながら奥にあるサイカチ沼入口の土手に到着。11:30を過ぎていたが、誰も空腹を訴える者もなくハイクはさらに前進する。つまらない舗装道からやっと分かれ、月山池周回ルートの山道へ入る。小さな沢がちょろちょろと流れる渓流がいくつも月山池へ通じている。若い紅葉景色も山容を彩り楽しいウォーキングが展開。標高差60m程の丘陵をあがり東屋で昼食を済ませる。30分程休憩し東屋のある丘陵を下り切ると再び寄せ集まったいくつもの沢沿を縫うように横断する山道が続く。こんなにも近くに楽しく長閑な渓流を満足できる里山があった事に驚く。まだまだ知らないエリアがあるのだろう。山間道を進むと再び月山池が姿を現す。帰路は同じ道を通りたくない思惑から、地図を確認し田んぼ道の畔を伝って諏訪神社方面を目指し、なんとか諏訪神社へ戻る道へ合流した。昼食時間を含め4時間をかけて愛子駅へ帰還。天気に恵まれたサイカチ沼ハイキングは無事終了だ。

 

11/17(日)阿武隈川紀行参加者:遠藤・栗田・相原・酒井・馬渡・斎藤

   新田6:23→仙台(7:30集合)7:45→福島・郡山・須賀川11:02~7.5km/13:00川東駅タクシー→5.0km→13:30(昼食)須賀川駅14:24→郡山・福島・仙台17:05/17:22→小牛田・新田19:03

 予定通の行程で年度内としては最後の阿武隈源流の旅は小春日和の中気持ちよいウォーキングができた。11:25水郡線川東駅をスタート。駅を背に左(北)へ進み右左折をしながら5分程で阿武隈川の土手道(みちのく自転車道兼歩道)へ入った。須賀川市街地へ入る江持橋までずっと川沿いを河口へ向かって進む快適な道だ。川には鷺・川鵜・からすが同居しながら羽を休めている。阿武隈沿いの歩道は5kmほどで刈り取られた田んぼを右に前方は蔵王連峰・左前方は磐梯山方面・右丘陵地には須賀川の里山阿久津山が目立っている。湿気のはい阿武隈ハイクは久しぶりでとても気持ちがいい。途中雲水峯大橋・塩田川にかかる塩田橋・阿武隈川にかかる江持橋を渡り須賀川駅へ迫る。最後の橋は釈迦堂川にかかる中宿橋を越え1km先が須賀川駅だ。休憩しながら7.5kmを2時間で完歩。気持ちよく歩ききり、駅前のガストで昼食をしっかり済ませ帰路についた。

 

11/24(日)里山ハイク・大森山・板颪峠散策

   新田駅6:37→仙台7:58/仙台駅8:18→8:51白沢駅→11:00大森山→13:00境林道→13:30/13:50鴻ノ巣温泉バス停→(840)長町駅西口14:37

 

12月の予定

 12/1(日曜)名取熊野3山&東街道ハイク7.7km

12/8(日曜)櫃ケ森・判官森・弁慶森ハイク

12/15(日曜)源流の旅~砂押川その1/8.5km

12/20(金曜)薬来山登山

12/21(土曜)荒沢湿原散策(雪の場合はスノーシューを使います)貸出可能

12/22(日)~25(水)JR青春18の旅

    浜名湖・渥美半島・大井川鉄道・日光只見線を楽しむ

    宿予約の都合で締切は11/3までとします。

2025・1月の予定

 ・ 1/4(土)~1/7(火)3泊4日で武田信玄紀行の旅

  東横イン甲府に3泊し山梨県内を観光

 ・1/11(土)赤倉スキー場でスノーシューと温泉を楽しむ

 ・1/12(日)伊豆沼野鳥観察会

 ・1/18(土)隠れ松島探訪

 ・1/19(日)瑞鳳殿周辺ハイク

 ・1/25(土)-26(日)湯沢温泉で新年会

 

 2月予定

 ・2/2(日曜)厳美渓周辺ハイクと一関でランチを楽しむ旅

 ・2/11(火)岩洞湖でワカサギ天を食べるツ

 ・2/16(日)米沢へJRの旅

 ・2/23(日)輪王寺周辺ハイク

 

 3月の予定

 ・3/1(土)潮風トレイル~黒仙峡ハイク続編

 ・3/9(日)蔵王地蔵岳でスノーシュー体験

 ・3/15(土)白沢5山岩垂山ハイク

 ・3/16-17(日・月)鎌倉ハイク~藤沢・北鎌倉・鎌倉の低山をハイク

   締切は1/31までの予定としいます。

 ・3/20(木)鶴ケ谷公園と大堤・与兵衛沼周辺散策

 ・3/23(日)源流のた旅鳴瀬川加美町周辺散策

 ・3/31~4/3(月~木)三宅島の旅

  希望者にのみ詳細連絡・締切は1/31を予定とします。

 

 

 <行事内容概要>

毎月平日1回程度、宮城県内をぶらつ旅は4部門構成で、1登山シリーズ 2街道シリーズ 3町旅シリーズ 4源流シリーズ実施。

1)里山シリーズは近郊の里山や初級程度の東北の山を歩きます。

2)街道シリーズは2021年は新たなテーマを模索中です。

3)町旅シリーズは宮城県内と近県にまたがったの町々の市街地をのんびりと歩きながら新しい拾い物をします。

4)源流シリーズは上流から河口へ向かい区切って歩きます。今年は阿武隈川をメインに最上川酒田編と榎川(利府)を散策予定

 

関連クラブの行事:栗原登山クラブ(https://kurihara-tozan.jimdo.com

詳細はこちらをご覧ください。

4/14.14:00総会予定